アパシー チェック診断
アパシーシンドロームの大きな特徴は、無気力、無関心、無感動です。
人と比べ元気がない、何かに対して感動がない、また目標がない、つまり何かを質問した時に「別に」「特に何も」というような答えが返って来やすいです。
うつ病と大きく違うのは、うつ病の場合、焦燥感や自傷行為など自分を責めるケースが多く、転じて他人に対して攻撃的になることもありますが、アパシーの場合はこういったことは殆どなく、いつもやっていることをしなくなる、など、無気力部分だけが強く生じます。
本人に自覚が無いことも特徴で、長期のひきこもりなど2次的なことが起きてから、本人が問題に感じたりすることも多々あります。
診断基準は人の感情や行動に比べ、自分のアクションはどうなのかということです。
喜怒哀楽が減る、行動も減る、つまり全体的に疲労傾向にあるような状態に見えます。ただし食欲不振や不眠はあまりありません。
ただし、これらの症状は色々な精神疾患の始まりということもありますので、長期にわたって続き、問題があると感じるようなら、専門家のカウセリングや診断を受けることをお勧めします。
アパシーであっても先に書いたように、こじらせると、ひきこもりなど社会生活に支障をきたすようになります。早めの対策が大事です。
今まで、元気だった人が、無気力、無感動などの状態に長く陥っている時は、セルフ診断をしてみると良いでしょう。
またアパシーの原因はストレスであるので、環境の変化など何かストレスがかかることがあったかどうかも考慮しましょう。
⇒アパシーは改善できるのか?